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2024-01-25(木) 09:00

📆 AutoHotKeyとタスクスケジューラを使ってPower Automate Desktopとスケジュール実行する

WindowsPower Automate Desktop
AutoHotKeyとタスクスケジューラを使用してPower Automate Desktopのフローを指定したスケジュールで実行するための手順を解説します。

目次

前提と注意事項

  • Windows11 Home 22H2 で確認した作業になります。
  • AutoHotKey は インストール済みとし、v2.0 を使用します。

もしまだ AutoHotKey を Windows にインストールしていない場合は以下の記事を参考にしてみてください。

⌨️ Windows11でAutoHotKeyを使ってショートカットキーをスクリプトから実行する

WindowsでAutoHotKeyを使ってショートカットキーをスクリプトから実行するための手順について解説します。

ritaiz.com

この記事のゴール

AutoHotKey と Windows に標準で搭載されているタスクスケジューラを使用して Power Automate Desktop のフローを指定したスケジュールで実行できるようにすることがこの記事のゴールです。なお、スケジュール実行は以下の様なケースを想定しています。

  • 毎日 9:00 に実行する
  • 毎週月曜日 9:00 に実行する
  • 毎月 1 日 9:00 に実行する
  • パソコン起動時に実行する

Power Automate Desktop のフローにショートカットキーを割り当てる

Power Automate Desktop では、フローに好きなショートカットキーを割り当てることができます。 具体的には、以下の様に Power Automate Desktop を開き、ショートカットキーを割り当てたいフローの右側にある「︙」をクリックします。

フローのオプションを開く

以下の様にメニューが開くので「プロパティ」をクリックします。なお、フローが実行中の場合は「プロパティ」をクリックできない状態となっているので、フローを実行中の場合はフローを一度停止させてください。

フローのプロパティを開く

フローのプロパティを開くと、以下の様に「キーボード ショートカットで実行」の項目があるので、ここに好きなショートカットキーを割り当てます。キーを入力すると自動でキー入力が表示されます。以下の画像では、Ctrl + Shift + Pを割り当てています。

フローにショートカットキーを割り当てる

ショートカットキーを割り当てたら「保存」をクリックして、フローのプロパティを閉じます。 これでフローにショートカットキーを割り当てることができました。試しに割り当てたショートカットキーを入力して意図した通りフローが実行されるか確認してみてください。 もしフローが実行されない場合は、すでに割り当てられているショートカットキーと競合している可能性があるので、別のショートカットキーを割り当ててみてください。

AutoHotKey でショートカットキーを実行するスクリプトを作成する

前節で割り当てたショートカットキーを AutoHotKey で実行するためのスクリプトを作成します。 AutoHotKey でスクリプトを新規作成し、以下の様に記述します。

Ctrl + Shift + p を実行するAuotHotKeyスクリプト
#Requires AutoHotkey v2.0
Sleep 500
Send "^+p" ; Ctrl + Shift + p

ここでは AutoHotKey の詳細は省略しますが、Sleep 500は 500 ミリ秒待つという意味で、Send "^+p"はCtrl + Shift + pを送信するという意味になります。 上記のスクリプトを保存し、ダブルクリックして実行すると、Ctrl + Shift + pのショートカットキー入力が実行されて割り当ててある Power Automate Desktop のフローが実行されることを確認できると思います。

タスクスケジューラで AutoHotKey のスクリプトを実行する

最後に、Windows のタスクスケジューラで AutoHotKey のスクリプトを実行するように設定します。 以下の様にtaskと検索するとタスクスケジューラが現れるのでこれをクリックして開きます。

タスクスケジューラを検索する

以下の様に「基本タスクの作成」をクリックします。

基本タスクの作成をクリックする

タスク名と説明を入力します。ここでは、executeAutoHotKeyScriptという名前を入力しています。入力後に「次へ」をクリックして進みます。

基本タスクの名前と説明を入力する

続いてトリガーの指定です。以下の様に毎日、毎週、毎月やパソコンの起動時なども指定できます。ここでは毎日を指定して「次へ」をクリックします。

基本タスクのトリガーを設定する

毎日の場合は以下の様に、トリガーの開始日時を指定できます。ここでは適当に14:44を指定して「次へ」をクリックします。ここで指定した14:44が毎日実行される時間になります。

基本タスクのトリガーの開始日時を設定する

タスクのタイプを指定します。ここではプログラムの開始を指定して「次へ」をクリックします。

基本タスクのタイプを設定する

プログラムの開始の場合は以下の様に、実行するプログラムのパスを指定します。ここでは先ほど作成した AutoHotKey のスクリプトを指定しています。指定後に「次へ」をクリックします。

基本タスクの内容を設定する

以下の様に作成するタスクの情報が表示されるので問題なければ「完了」をクリックします。

基本タスクの作成を完了する

以上でタスクスケジューラで AutoHotKey のスクリプトを実行する設定が完了しました。 以上で指定した時間になると AutoHotKey のスクリプトが実行されて Power Automate Desktop のフローが実行されるようになります。

作成済みタスクを確認、削除する

以下の様に、タスクスケジューラのタスクスケジューラライブラリに作成済みのタスクを確認できます。

作成済みタスクを確認する

作成済みのタスクを削除する場合は、以下の様に削除したいタスクを選択して右クリックし、メニューにある「削除」をクリックします。

作成済みタスクを削除する

以下の様に確認ダイアログが表示されるので「はい」をクリックすると削除されます。

作成済みタスクの削除確認

まとめ

Power Automate Desktop ではフローの定期実行、スケジュール実行機能がありませんが、AutoHotKey とタスクスケジューラを組み合わせることで実現できます。