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2024-02-07(水) 15:00

🎚️ HomeAssistantとSwitchBotクラウドを連携してSwitchBot Hub経由の操作を行う

UbuntuDockerRaspberryPiHomeAssistant
Ubuntuで動かしているHomeAssistantをSwithBotクラウドと連携させて、HomeAssistantからSwithBot Hub経由での操作を行うところまでの手順を解説します。

目次

前提と注意事項

この記事では以下を前提としています。

  • RaspberryPi 4B の Ubuntu22.04 上で動作確認をしています。
  • HomeAssistant が動作していることを前提としています。
  • SwitchBot Hub のセットアップは完了しているとします。
  • SwithBot のスマートフォンアプリでの操作が必要になります。

Ubuntu で HomeAssistant を動作させる手順については以下に記事を書いていますので、必要な方は参考にしてみてください。

🏠 UbuntuでHomeAssistantをDockerで動かす

Raspberry Pi上のUbuntuでHomeAssistantをDockerで動かすまでの手順を解説します。

ritaiz.com

この記事のゴール

HomeAssistant と SwitchBot クラウドを連携させて、SwithBot Hub に接続されている温度計やセンサなどのデバイス情報を HomeAssistant 上で閲覧したり、操作したりできるようにするところまでががこの記事のゴールです。以下は HomeAssistant で SwitchBot Hub 経由で操作できるデバイスが表示された画面です。

SwitchBot Hub 経由でデバイスを操作する

SwitchBot の API トークンとシークレットキーを取得する

SwithBot を外部から操作するために必要な API トークンとシークレットキーの取得方法は以下の公式ドキュメントの記載されています。SwithBot のスマートフォンアプリを使って取得します。

【API】新バージョンAPI v1.1を公開しました

GitHub上で新バージョンAPI v1.1を公開!APIによるロックの解施錠を操作可能になりました。

blog.switchbot.jp

上記の公式ドキュメントの従って操作すると、SwithBot のスマートフォンアプリで以下の様な画面が表示され、API トークンとシークレットキーを取得できます。

APIトークンとシークレットキーの取得画面

以上で API トークンとシークレットキーの取得が完了です。

HomeAssistant と SwitchBot Cloud を連携する

HomeAssistant は色々なツールとの連携が可能となっており、新しい連携を追加するには以下のように「設定」から「デバイスとサービス」をクリックします。

HonemAssistantのデバイス設定メニュー

「デバイスとサービス」のページの右下に以下のように「統合を追加」というボタンがあるのでこれをクリックします。

インテグレーション追加

統合を追加すると以下のような画面が表示されるので「SwitchBot」を検索し、結果に表示される「SwitchBot」をクリックします。

以下のように表示されるのでここで「SwitchBot Cloud」をクリックします。

SwitchBot Cloudの選択

「SwitchBot Cloud」をクリックすると以下のように API トークンとシークレットキーの入力フォームが表示されるので、先程取得した API トークンとシークレットキーを入力し、「送信(SUBMIT)」をクリックします。

APIトークンとシークレットキーの入力フォーム

連携が成功すると、以下のように SwithBot Hub に登録している SwitchBot のデバイスが追加されて表示されます。ここでは、どのエリア(寝室、書斎などの部屋)にどのデバイスを登録するか設定できます。

SwitchBot Cloudとの連携が成功した画面

エリアを割り当てて「完了」をクリックして閉じます。オーバービューページに戻ると、以下のように SwitchBot で登録されているデバイスが表示されます。表示されない場合は一度ページをリロードしてみてください。

オーバービューページにデバイスが表示された画面

あとは上記に表示されたデバイスをクリックして情報をみたり、操作を行うことができます。 試しに SwitchBot Hub からしか操作できないデバイスを操作してみると、HomeAssistant から SwitchBot Hub 経由での操作ができることが確認できると思います。

まとめ

この記事では、HomeAssistant と SwitchBot クラウドを連携して SwitchBot Hub からの操作を行う手順を解説しました。あとはデバイスの情報(温度や湿度、人感センサーなど)に応じて任意のスクリプトを実行したり、自動化を行うことができるようになります。